あゝ、愛しきわが人生

自分の人生が心底愛おしいと思えたら、この上なく幸せだ。そんな人生を愛するヒントを書き綴る。そして人生を楽しくしたい人に贈る。めんどくさいのはヤメ!何でも面白がって笑ってやろう!時々婚活応援も!

【久松あやができるまで】27歳・フランスで起きた親にもまだ言えてない衝撃的な事件。

私は、2003年の6月には日本に帰るつもりで来たフランス。

 

しかし、フランスに住み始めてフランス語もわかるようになってくると、もう少しいたい。やっぱりパリにも住んでみたい。という欲が出てきた。

 

 

【久松あやができるまで】前回までのお話

幼少期編

小学生編

★ 小学生後編

★  中学生編

★ 高校生1年生編

★ 高校生2年生・留学先決定編!

高校生・デンマーク編

高校生・留年

短大生編

短大生編・衝撃的な人々・P子編 

短大生編・衝撃的な人々・W美編 

専門学校編・自信のない私 

初めての社会人編 

 25歳・進路迷い時期編  

26歳・ドキドキのフランス生活・初日 

26歳・フランスで出逢った衝撃的な人々  

27歳・親にもまだ言えてない衝撃な事件。←今ココ!

27~28歳・人生が大きく動き出した時

28歳・初めて自分の成長を感じた日

29~30歳・頂点からどん底へ。

32歳・結局私に残ったものは。

【もはや伝説】28~32歳・ベルギーでこんなこと言われてました!

32~36歳・実家暮らし編/どこにいても私の存在は変わらない

 

 

 

 

 

フランスの不動産事情(2003年当時)、特にパリはなかなか物件が見つからないと言われていて、日本人オーナーの家や外国人に貸してるところを除いては、まともに不動産で家を借りたいのであれば、フランス人の保証人が必要なのである。

 

かといって、OVNIというフランス在住日本人向けの新聞に載ってる賃貸は、狭くて高い。

↓当時は新聞だったが時代は変わってサイトが今はある!パリに行く時はご参考に!

ovninavi.com

 

 

 

ここで借りて住みたいとも思えない。

大体、かたっぱしから電話。とか、ちょっと面倒くさい。

 

フランス人青年Hにパリに住んでみたい。と言った時、こんな答えが返ってきた。

 

 

彼らの周りのスクワット(不法占拠で空き家に住むこと)に住んでいる若者は、結婚などという古い制度に興味がなく、そうすると自分の「籍」が空いている。

なので、フランス国籍が欲しい人と籍を入れて、その代わりにお金をもらっている。という人たちが何人もいるとのことだった。

 

実際フランスは、年々婚姻率が減少。しかし、事実婚が多いので、出生率は上がっている国なのである。

 

もし家を借りるためにフランス国籍が欲しいのなら、「籍」ならいくらでもあるよ僕も一生誰とも籍を入れないだろうし、僕のでもいいし、他の人に頼んでもいいし。それにフランス人の保証人が必要なら、ウチの親がいるから言って。

 

と、軽〜く、しかしとっても心強いけどびっくりするようなことを言ってくれた。

 

 

でも、甘々な私はめんどくさいことが嫌いなので、住みたいけど、家を探すのは面倒だった。

 

私は、「パリに住む場所が見つかったらパリに行こう。そして、見つからなかったら当初の予定通り日本に帰ろう。」と決めた。

 

そんな矢先に青年Hが私にこう言った。

「いとこが彼氏と同棲するから、その空いた彼氏の家に住む人を探してるらしい。」と、あっさりとその後に家が見つかった。

しかも破格の値段で、広い。バスタブ付き。場所も17区。

 

2003年の7月から私はパリに住み始めた。

そしてエチエンヌ・マルセルにある語学学校に通い始める。

 

しかし、又貸しをしていたこの家も年内中に出なくてはいけなっくなってしまった。

アパートの契約が年内、12月までだったからだ。

 

パリに住み始めて友達も増えたのと同時に、今度は、パリで仕事がしてみたい。という思いが出てきた。

この頃パリに住み始めて、知り合いの日本人のセレクトショップのバイヤーさんが展示会の度にフランスに来る時に、タダでも良いから。と通訳をやらせてもらっていたのだ。

その際に色々なクリエイターと話すうちに、私も何かしたい。という気持ちが芽生えてきたのだ。

 

でも家がなくなってしまう。

私の知り合ったフランス人たちは皆オープンで、「なんかあったら家に住んでいいよ!」って言ってくれる人が多かった。

でも私は、それでも家を探し続けた。

 

そして、前は嫌だと思っていたOVNIというフランス在住日本人向けの新聞に載ってる賃貸から探した。

 

 

そこで、まだ親にも言えてない事件が勃発する。

 

 

これはある日、もう一つのアパートを出なくてはいけなかったので、街の中心部にある素敵なアパートの契約をし、私はそのアパートに荷物を先に中に入れさせてもらった。今思えばおかしかったのだが、「〇〇日から契約」みたくなっていて、住むのは契約上〇〇日からだけど、荷物を入れるだけならok.ということで、荷物だけ起き、その際にその場でアパートの鍵を渡された。

そして、それまで友人宅に滞在させてもらい、いざ「〇〇日」にアパートに行ってみたら、鍵が開かない。

私が手にしていたのは嘘の鍵。

 

そう。「アパート詐欺」にあったのだ。

 

 

f:id:hisamatsuaya:20160712172258j:plain

(注:もちろんovniには良質な物件もたくさん載っていますが、日本人を狙ったこんなこともたまたまあった。ということです。

 

パニックになった私は、その部屋の向かいのベルを鳴らすと、フランス人カップルが出てきた。

彼らが不動産会社に連絡したりしてくれて、不動産会社が鍵を持ってきてくれた。

中を開けたたら、すべてのものがなかった。

 

そう。一切、盗まれたのである。

 

せっかく親に買ってもらった真っ赤なリモワのスーツケースごと盗まれて、買ってくれたお父さんに申し訳なくて、親になんて言おう。今書いていても、ものすごく申し訳ない気持ちになる。そしてとうとう今まで言えず終いである。

 

写真も、カメラも全部。中には小切手も入っていた。(フランスは小切手が日常使いの国)

一切何もない。

 

ただ残ったのは、洗おうと思っていた下着や洋服を入れたビニールのバックだけ。

 

私の銀行からお金も全額引き抜かれたので、それも結局は他を通して返して貰えたが(これも返してもらうの大変で銀行の人が「彼女の虚言じゃないんですか?」という始末。本当にフランスの銀行は、これまでも色々あったけど面倒だよね。でも警察官にうまくいってもらって、返ってきた)これは警察に被害届けも出した。

 

 

人生初、すべてのものを失う。という経験をするが、

 

ここから人生が大きく変わったと思う。

それは、すべてのものを失われても、物が無くなっても、全く困らない。ことを実感したからだ。

カメラやスーツケースは買い直せばいい。

ただ、撮った写真だけは返して。と思ったが、思い出は頭の中に残っているし、いつでも思い出せば取り出して見ることができる。

 

私はそれまで、買い物も好きだし、ブランド品も大好きだし、お化粧品とかも高いものを使う。使えない以上の量を買う。なんてことを平気でやっていたのだが、

 

「なくては困る。」と思っていたのも、「必要」と思っていたのも、一種の幻想、錯覚だったのかもしれない。

 

本当のところ、なくては困る物なんて、この世にはないかも。

 

この「体」だけさえあれば、それ以外はたいしたことないのかもしれない。

 

 物に対する思いが変わったのは言うまでもなく、

この経験をしてから、私は物に執着をあまりしなくなった。

 

 

そして今日の私がいるのは確かなのである。

 

 

f:id:hisamatsuaya:20160712180004j:plain

 

 

いつかは無くなる日もあるよね。

断捨離、ナチュラルにしちゃった。って話なだけに2016年には変換されている 笑

 

 

 

つづく。。。。

hisamatsuaya.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

【久松あやができるまで】前回までのお話

幼少期編

小学生編

★ 小学生後編

★  中学生編

★ 高校生1年生編

★ 高校生2年生・留学先決定編!

高校生・デンマーク編

高校生・留年

短大生編

短大生編・衝撃的な人々・P子編 

短大生編・衝撃的な人々・W美編 

専門学校編・自信のない私 

初めての社会人編 

 25歳・進路迷い時期編  

26歳・ドキドキのフランス生活・初日 

26歳・フランスで出逢った衝撃的な人々  

27歳・親にもまだ言えてない衝撃な事件。←今ココ!

27~28歳・人生が大きく動き出した時

28歳・初めて自分の成長を感じた日

29~30歳・頂点からどん底へ。

32歳・結局私に残ったものは。

【もはや伝説】28~32歳・ベルギーでこんなこと言われてました!

32~36歳・実家暮らし編/どこにいても私の存在は変わらない