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あゝ、愛しきわが人生

自分の人生が心底愛おしいと思えたら、この上なく幸せだ。そんな人生を愛するヒントを書き綴る。そして人生を楽しくしたい人に贈る。めんどくさいのはヤメ!何でも面白がって笑ってやろう!時々婚活応援も!

【久松あやができるまで】初めての社会人編

初めての会社は、婦人靴の問屋だった。

デザイナーとして入った私。

 

扱ってるものは、ライセンス契約のブランドで、自分の興味があるジャンルとはかけ離れていたが、初めて渡された名刺の肩書きが「デザイナー」。

すごく嬉しかった。

 

そんな中、社会に出て、初めて気がついたことがあった。

 

私はこれまでずっと学生だったから、好きな人とだけしか接してこなかったんだな。ということ。

 

学生時代って、仲良しの人としかいないから、別に嫌なこととかそんなにないけど、人を選べないのが社会なんだよね。そんなことに気がついた。

 

私は2年しか会社にいなかった。

やめよう。と決意した理由は、なんかこの会社おかしいかも。と思ったから。

 

皆、社長の前では言うこと急に変わるし、

取引先の前でプレゼンしている時に、事前に話していたことに相手が首をかしげると「いいんじゃない。」って言ってたはずの課長は「俺はこれ聞いてなかったんです。」とか言い出すし、一緒に動いてたMDの人もそんな感じだった。展示会前とバイヤーが来た後ではいうことが変わって、そして何かしら言われる。笑

 

 

今なら、そういう人間もそりゃいるでしょう。と思うし、これ読んで「そんなの当たり前じゃん!」って思う人もいるかもしれないけど、23歳の純粋な私は「こんなその場しのぎで責任回避して、この会社回っていくのかな?」って、この人間模様を見て、入社して間もなく疑問を感じ始めたんだよね。

 

 

でもその予想は的中で、私が辞めると決めて上に話した数週間後に、倒産宣言を社内で発表し、1年内にはあっけなく倒産した。

 

 

そして私はそのことに、やめようと思った時点で薄々気がついていたから、やめる時に部長にそれとなくその旨を伝えたら、「ほかの人に絶対言うなよ。」と言われながらも、「会社都合」にしてもらって辞職した。笑

 

 

 

そしてこの初めての社会人生活。この会社で学んだことはたくさんあるんだけど、

面白かったことは、営業でも販売の方でも、「恐い」と評判のお局さんには、なぜか好かれていたこと。

 

 

いろいろ言われても私が動じないから、「こんなに言って泣かない子初めて。度胸がある。」と言って、その後妙に気に入られたりとか 笑

 

 

でもその反面、その怖いお局さんと同じ年(当時36歳)の、めちゃくちゃ愛想の良いいつもニコニコしていた人には、超嫌われてて。

ここもまた、「気づいてないでしょ?」って言って、ある時飲みに行った時に、その怖がられてるお局さんが教えてくれたんだよね。

 

あー、これ人生2回目だ!って思ったけど 笑

参照→(【久松あやができるまで】高校生・留年編 

 

「でも〇〇さん、いつもニコニコ話しかけてくるのはなんで?嫌いなら話しかけなきゃいいのに!」って言ったら、

その場にいた3人(全員30代)が口を揃えて「仕事だもん。そりゃそうだよ!」って。

 

 

私は、これが、ものすごい衝撃だった!!

 

 

なんでそれが当たり前なの?人の前でニコニコして陰で悪く言うなら、最初からニコニコとかしなきゃいいじゃん。あの高校の時の子と一緒じゃん!

社会ってこういうものなんだ。これが当たり前って思って生きる世界。こんな中で生きてくの大変だな~。って正直思った。

 

 

でも、この会社的に怖いと言われてたお局さんは、私ははっきりしてて面白いから好き。と私のことを言ってて、捨てる神あれば、拾う神ありなんだよね。だから今思うと、類友の法則で、波長が合わない人は私のことを嫌うのは、当たり前なんだよね。

だって、見えてる世界、住んでる世界が違うんだもん。

 

 

でも本当に仕事のためなら、嫌いだってことを人に言うのも変な話だよね。そんなの胸にしまっておきなよ。って、同時に思った。

しかもその人が、私を嫌いだった理由は、私が一回り年下なのにフレンドリーすぎる。ということだったらしい。要は、馴れなれしいってことだったんだろう。

否定しないけど。笑

 

これは入社して3ヶ月目くらいにわかった話だったんだけど、その頃には、その人とは全く接点がなかったし別に嫌われても痛くも痒くもなかったので(笑)、比較的、仕事は自由にしてたし、こうして書いてるとこの会社での楽しかったことを思いだすね。

 

 

 

 

 

そしてこの会社で、一番印象に残ってるのは、

入社してから2ヶ月くらいしてからかな?社内の企画室と、少し他の部署の方達と飲みに行った時のこと。

 

 

突然、職場で隣の席の30代後半の男性のデザイナーに

「久松くんはさ、顔が生意気だよね。って言われてね。

思わず、不可抗力すぎる~~。と思って、その場で泣いてしまったことがあった。笑

 

 

性格が生意気。なら、直しようがありそうだけど、

顔が生意気。って、直しようがないじゃないかーーー。

 

 

その人曰く、

「30代になったらその生意気さは交渉の時に役にたつけど、20代で生意気だと思われてしまったら、この業界狭いから、潰されちゃうから気をつけなね。」

 

 

「だから久松くんは、人一倍、いや、人十倍くらいに低姿勢にしないと、損するよ。」って。

 

 

 

見た目のこと言われてもな。。。って正直思ったけど、これと同時に、これが社会なんだな。

 そして、「見た目」ってとっても大事なんだな。ってことも感じた。

 

 

でもおかげでこの経験が活かされ、今も、

人を見る時には、逆に第一印象で判断しないようになった

 

 

本人の意図しないところで私が勝手に思い込んで接してしまったら、とても失礼だと私は思うし、私もそうして欲しくないからね。

(人にしてほしいことは、自分が率先してやる。ってことですね。)

 

 

あと、この時に、

自分の見た目(人が得る印象)と中身って一致しなくても、

見た目で「〇〇」って思われたら、いくら「私は△△なんです!」て言っても、

自分はその人にとったら「〇〇」のままなんだな。ってことも思った。

 

 

だからそれまでは、私はよく見た目と中身にギャップがあるらしく、誤解されやすかったから、「私は△△な人だから。」みたいなこと言ってたけど、

 

 

第三者が決めた私の印象が〇〇だったら、その人の中ではその〇〇な私が真実であって、いくら私が△△なんです!って言っても、その人の世界の中での私は〇〇のまま変わらないんだよね。

 

だから、そういうことを言っても無意味だな。ってことをこの時に覚えた。

 

思われたら、そう思われっぱなしにしておこう。ってね。(たまに言ってしまう時が未だにあるけれど!)

 

 

 

 

そして、これよりも前の入社してから1ヶ月くらいのある日、この「顔が生意気」と言ってきた方と、彼の取引先さんと帰りに職場のエレベーターで一緒になったことがあった。

 

「これから飲みに行くけど、久松くんも行く?」

 

「いいえ、結構です。ありがとうございます。」

 

エレベーターで一緒になったから気を遣って社交辞令で誘ったんだと思った私は、その誘いをあっさりとお断りしたことがあった。

 

 

どうやらね、その誘いを断られたのが、このデザイナーにとっては衝撃だったらしく、後々、「長い社会人生活の中で、飲みに誘って断った新人、君だけだよ。」って言われてね。

 

「あ、社交辞令だと思ったから、むしろ断るのが礼儀だと思ってました。」

 

「君は本当そういうところが面白い!」とかなんとか言って、それが裏と出たのか表と出たのか、それから気に入られていろんなことを教えてくれるようになって。笑

 

自分で言うのもなんだけど、かなり可愛がられてたと思う。

 

だから「顔が生意気」って言ったのも、泣かせようと思ったのではなく、このままじゃこの子損する。と本気で思ってくれたらしい。笑

 

 

 

 

もっとずるい人の話とか書こうと思ってたんだけど、こうして書いて思い出して考えてみると、本当に無知な私に、皆いろんな事を教えてくれてたな~。

 今思うと感謝しかないよね!

 

入ったばかりなのに2シーズンはデザインさせてもらったし、私の作ったものも店頭に並んだし、いい経験させていただいたんだよね!

 

ちなみにこの頃はね、まだ、セクハラなんて単語も世にない頃だから、セクハラまがいのことなんかは、しょっちゅうあったよね。アラフォー世代は、誰でも通る道だと思うけど。

 

 

 

そして、この会社を辞めた後に、今後をどうしようか迷う時期がある。

 

色んな人に可愛がってもらってたから、次の仕事のお誘いもあったりしたんだけど、私は迷っていた。

 

フランスに留学もしたいけど、でも日本にもいたい気がする。

 

でも、どうしても、フランスに行くのにひとつの迷いがあった。

 

それは、、、、、〈つづく〉

 

続きはこちら↓

hisamatsuaya.hatenablog.jp

 

 

 

 

前回までの話はこちら↓

久松あやができるまで【幼少期編】

久松あやができるまで【小学生編】 

久松あやができるまで【小学生後編】

久松あやができるまで【中学生編】

久松あやができるまで【高校生1年生編】

久松あやができるまで【高校生2年生・留学先決定編!】

久松あやができるまで【高校生・デンマーク編】

久松あやができるまで【高校生・留年編】

久松あやができるまで【短大生編】

【久松あやができるまで】短大生編・衝撃的な人々・P子編 

【久松あやができるまで】短大生編・衝撃的な人々・W美編 

【久松あやができるまで】専門学校編・自信のない私